思い出の場所に写真を残そう!感情共有型ソーシャルアプリ「Camelog」
写真のSNSといえばInstagramやFlickrなど海外産のサービスがメジャーですが、国産でも面白そうなものがありました。今いる場所に写真と言葉を残し、感情を共有するCamelogというサービスです。iPhoneとAndroidの両方で利用可能。
Camelogとは
一言でいえばInstagramに似ています。自分で写真を投稿したり、他人の写真にLikeをつけたり、コメントしたりしてコミュニケーションをはかることができます。気に入った写真の投稿者をフォローすることも可能。
大きく違うのは投稿のやり方とAR機能を使った写真の検索ができるところ。ここがこのアプリの最大の特徴であり、おもしろポイントなのかなと思います。
投稿に感情をのせる
では早速投稿の方法をご紹介。
下のメニューから「投稿する」ボタンをタップします。
カメラが起動します。そのまま撮影するときは下部中央の撮影ボタンを、カメラロールから写真を選ぶときは左下のフォルダボタンをタップ。今回はカメラロールから使ってみます。
写真を選択、もしくは撮影すると編集画面に切り替わります。写真に対して「ばしょ」や「ことば」、「カテゴリ(きもち)」を設定しましょう。
まずは「ばしょ」のえんぴつボタンをタップ。foursquareのように位置情報を取得し、場所のリストが出てくるので選択。リストにないときは自分で登録しましょう。
続いて「ことば」。ここでは写真の上にテキストでコメントをのせることができます。文字のデザインは何種類もあるので好きなのを選びましょう。配置やサイズも自由に調整できます。
最後に「カテゴリ」。ここでは「かわいい」「たのしい」などの5つの「きもち」の中から、投稿する写真にふさわしいものを選んで設定します。これはタグのような役割を持っており、設定しておくと後から「きもち」で写真を検索できるようになります。
全て入力したら右上の矢印ボタンをタップして投稿します。(※「ばしょ」、「ことば」、「カテゴリ」の登録は必須ではありません)
Twitterと連携させておけば、投稿時にツイートもできます。ツイートはこんな感じで表示されます。
パンケーキうまい! http://goo.gl/0yDIL #camelog
— diwao@仙台 (@otaman517) 2011年8月4日
ARで写真を見る
もうひとつの特徴がこちらです。メイン画面の下メニューから「カメラでみる」をタップ。すると、カメラが起動してファインダー越しに「ことば」が浮かび上がります。
ここに出てきているのは写真の投稿時に設定した「ことば」です。先ほど私が登録したのもありました。タップしてみます。
するとこのように、その「ことば」が登録された写真が表示されます。
この「ことば」は「ばしょ」で登録した位置情報を元にして表示されるので、この場所で他の人が何を見てどう思ったのか、がわかるわけですね。
なんだかロマンチックですよね。観光地とかで使ったら面白いことになりそうだなと思いました。
せっかくフォローしてるのだから
独創的な機能がいっぱいの面白いアプリだと思いますが、こうなってくれたらもっといい!と思ったところもあったので書いておきます。
1、ストリームがほしい
Instaframuのように、フォローしている人の写真が時系列で流れてくるストリームがほしいなと思いました。現状、フォローしても個人ページまで行かないとその人の写真を見ることができません。いちいち確認しに行かないと写真がアップされたことにすら気づけないのは不便。
2、サインアップが面倒
Jakomoというログイン方式を利用しているからか、最初のサインアップがすごく大変で面倒でした。もう少し最初の使い出しが簡単になるといいなぁと思います。
3、Facebookにもシェアしたい
せっかくコメントのせたりして、お気に入りの写真を作ったのだからみんなに見せたいと思うのは当然の心理。InstagramみたいにTwitterだけでなくFacebookにも同時ポストできると嬉しい。
可能性を感じた
コンセプトはとても面白いと思います。また、ユーザーも結構多いみたいで、ガンガンコメントがついたりして楽しいです。こういうサービスっていくらコンセプトがよくても、ユーザーが少ないと残念な感じになっちゃいますが、このアプリはいい感じの賑わいを見せていると感じました。
ユーザーが増えてきて、ARカメラで見たときに、そこら中に「ことば」が溢れかえっている状態になったらすごく楽しいだろうなと思います。アップデートも頻繁に行われていますし、サポートの対応も丁寧♪今後に期待したいアプリです。
カテゴリ: 写真
価格: 無料