Kindleでぶらっと買った漫画『限界集落(ギリギリ)温泉』がすごく面白かったのでご紹介。全4巻一気読みしてしまいました。作者である鈴木みそ先生が自身のブログでKindle出版の裏側を赤裸々に書いていて、こちらもすごくおもしろいです♪

限界集落(ギリギリ)温泉とは

舞台はとあるひなびた温泉街。ひょんなことからこの村にやってきた元ゲームクリエイターの「溝田」と、メンヘラ気味のコスプレアイドル「アユポン」を中心に、廃業寸前だった温泉旅館をあれやこれや盛り上げていくというお話。

SNSやインターネットを最大限に活用したり、アユポンのおっかけたちと協力してオタクならではのアプローチで集客を狙ったりと、旧態依然とした田舎のやり方にどんどん風穴を開けていくところが爽快。それでいて、田舎のドロドロした確執だったり、オタク特有の微妙な心理なんかもしっかり描かれていて、なんていうかキャラクターも世界観もすごく生々しいんですよね。

ちなみに、タイトルの「限界集落」っていうのは、65歳以上の人が村の人口の半分を超えた集落のことで、この漫画で描かれていることは、その限界集落をどうやったら再生できるのか、っていうひとつの提案でもあるのだと思います。

1巻はなんと100円!

限界集落(ギリギリ)温泉は、Kindle版なら一巻がなんと100円で読めちゃいます。

こういうお試し価格ができるっていうのも電子書籍のメリットですよね。自販機でコーヒー買うより安いので、まずはぜひ1巻を読んでみてください!そして気になったら続きもどうぞ。

鈴木みそ先生のブログにも注目

漫画の作者である鈴木みそ先生が、自身のブログでKindle出版の裏側を綴っているのですが、これがまたとっても生々しくて面白い。電子書籍に関心がある方は必読ですよ♪

こういう新たな試みを先陣を切ってやってみるって素晴らしいですよね。Kindleで電子書籍の可能性がもっと広まるといいなぁ。

おわりに

限界集落温泉は、いうならば社会派なエンタメ作品って感じでしょうか。楽しく読めて内容も深いので面白いですよ♪アユポンかわいいですし。気になったらまずは100円の一巻をお試しください。一度読めば続きが気になって、2巻を読み終えるころにはすっかりハマっているはず。