いつも違ってiPhoneやiPadとまったく関係ないお話です。@donpyさんのこちらのエントリーに触発されましたです。これを読んで私もセミナーに参加するにあたって、現時点での自分の中でのセルフブランディングに対する考え整理しておいた方がいいなと思った次第。

はじめに

私はマーケティングやブランディングの専門家ではありませんし、ましてやいわゆるWeb業界に属するような人間でもありません。ブログやSNSは完全に趣味。セルフブランディングに関して書籍を読んだことも話を聞いたこともない、というまったくの素人でございます。

これから書くのは、そんな私が自分なりにブログやSNSを体験してみて、セルフブランディングってなんとなくこういうものなのではなかろうか?と思いましたよーという程度の話ですので、こんなこと考える人もいるのね、とサラッと読み流していただければと思います。と、前置きが長くなりましたが本題へ。

ブランドってなんだろう?

セルフブランディング、直訳すると「自分のブランド化」とでもなるのでしょうか。正しい英語かどうかはさておき、私の中では日本語に置き換えるとこんな意味だと捉えています。「ブランド」と聞いて最初に思い浮かぶのは「GUCCI」とか「VUITTON」とかああいうの。ブランド品とかいいますよね。

Louis Vuitton
Louis Vuitton / Charlie Phillips

でもブランドって具体的にはそれらの「何」を指しているのでしょう。

  • ロゴ?
  • 名前?
  • 商品?

どれも正解なようでドンピシャリではないような気がする・・・。うまくいえないけどこれらをひっくるめた、もっと広い意味のものなんじゃないかなぁ。例えば「VUITTON」という言葉を聞いて連想するモロモロのイメージの集合体、それこそがブランドなんじゃなかろうかと思うわけです。

作るものではなく作られるもの

ブランドが上で述べたようなものであるならば、その内容を決定づけるのは供給側ではなく受け取る側ということになりますよね。あくまで受け取った側のイメージなわけですから。

つまり、ブランドって供給する側が「作り出すもの」ではなく、それを受け取った側によって「作られるもの」なんじゃなかろうか、というのが私の考え。

情報を発信しよう

セルフブランディングも他者によって作られるものなんだ、と考えるとなんだかもろもろしっくりくる気がするんです。

例えばセルフブランディングにはブログやTwitterが向いているという話。ブランドを作るのは第三者なのですから、供給側としてはまずその材料となる情報やモノを世の中に対して発信しなくてはいけないわけですよね。で、その情報ってのがセルフブランディングの場合、「自分のこと」になるんだと思うのです。

Twitterやブログを使えば自分の興味や関心、考え、思想といったものを不特定多数の人に広く、かつ継続的に発信することができます。で、情報を受け取った人がそこから発信者のイメージを作り出すようになる。「この人はiPhone好きなんだ」だ、とか。

これこそがセルフブランディングなのではないでしょうか。

つまり、情報を発信しないことにはセルフブランディングは始まらない。だからTwitterやブログが向いてるということなんじゃないかと。

背伸びしなくていいのでは

じゃあどんな情報を発信するべき?って話になるわけですが、私はここはあまり深く考えずに言いたいことを言えばいいんじゃないかな、と思ってます。言わずもがな最低限のマナー、ネチケットは必要ですが。

背伸びしていい格好しようとしたって、結局は自分以上にはなれないわけですから、いっそのことありのまま等身大の自分でいった方が自然な振る舞いができるし、そういう人の方が見ていて好感が持てる気がします。

それで何か間違えたらひとつ学んでよかったな、次から気をつけよう、それでいいんじゃないかと。

ブランド力を高めるためには?

ただし、セルフブランディングに目的のある人はまた少し努力が必要かもしれません。

仮に関心を集めたいのだとしたら、「起きた」とか「渋谷なう」とかツイートするだけではダメで、何かしら受け取る側にメリットがある情報も必要になってくると思います。例えば面白い話題やためになること、とかですかね。

ニュースを共有したりするのもいいですが、最も効果的なのは体験談や考察といったその人オリジナルの情報だと思います。しかしながら、受け取る側にメリットがあるオリジナルの情報を発信するってけっこう大変な気がします・・・。

これができるようになるためには、結局自分が成長していかなくてはいけないんじゃないかなぁ。

まとめ

というわけでなんだか取り止めのない話になってしまいましたが、現時点で私が考えているセルフブランディングはこんな感じ。これがセミナーに参加することによってどのように変わるか今から楽しみ。行くからには全力で学んでこようと思ってます。