美しく使いやすく気持ち良い!三拍子揃ったテキストエディタ「Daedalus Touch」
今月に入ってから自分の中でiPad熱が再燃しつつあります。最近はすっかりiPhoneアプリの記事ばかりになってしまってますが、iPadの方も素晴らしいアプリとの出会いがいっぱいあったので、ボチボチその辺についても書いていこうと思ってます。まず一発目は「Daedalus Touch」。レトロな雰囲気が素敵なテキストエディタアプリです。
Daedalus Touchとは
いわゆるテキストエディタです。シンプルなUIながらもDropboxとの同期、内蔵ブラウザ、ソフトウェアキーボードへの便利キー搭載、PDF出力などなど、機能面でも充実しています。
特筆すべきは文書の管理方法。Daedalusではスタックと呼ばれる文書の束(フォルダのようなものと思ってください)と、スタックを構成する一枚一枚の文書(個別のテキストファイル)という概念を持っています。
画面上でもそのまんま文書の束と一枚の紙として描かれているので、それぞれがどんなものなのか一目瞭然ですし、シンプルな階層構造で使いやすいです。
本当に紙の束を扱ってるみたい
スタックを開くと、こんな感じに文書がズラーッと並んでいます。私の場合、この文書の枚数=ブログの下書きの数となっているので、パッと見で今どれくらいストックがあるかがわかって便利。
ダブルタップもしくはピンチアウトで個別の記事の編集画面に遷移することができます。あたかも本当に紙の束から文書を探すような感じ。この微妙なアナログ感が非常に心地よく使いやすい。
Dropbox連携が便利
個人的にテキストエディタに必須なのがDropbox連携。私の場合、ブログであればiPadで下書きしてMacで清書って感じになのですが、ファイルを受け渡すのにDropbox連携があるとやっぱり断然便利なんですよね。バックアップにもなりますし。
Daedalusではスタック単位で同期が可能です。同期されたスタックはPCで見るとフォルダとなり、文書はファイルとなります。ちゃんとスタック単位でまとまってくれるので便利ですね。
同期におけるデータ保持の条件など、細かい設定を行うこともできます。
先日のバージョンアップで同期するフォルダも選択できるようになりました。私はデフォルトのまま使ってますが、他のアプリと同じフォルダを使いたい時なんかは便利なのではないでしょうか。
同期の方法は超簡単。左上の同期ボタンをタップするだけでOKです。スピードも速いし動作も安定しています。
検索機能が秀逸
Daedalusには、スタックを横断してアプリ内のすべての文書を対象に検索できる機能が備わっています。これがかなり優秀かつ使いやすい。スタック一覧画面で検索窓にキーワードを入力すると、キーワードを含む文書を内包するスタックを知ることができます。
スタックを開くと、文書一覧の中でキーワードを含む文書だけが明るく表示されます。黄色に色付けされているところがキーワードと一致する箇所ですね。
このように大量の文書の中から目的の文書を素早く探し出すことができます。
内蔵ブラウザで調べ物もラクラク
このアプリはテキストエディタには珍しく、ブラウザを内蔵しています。文書の編集画面で左上の目玉マークをタップするとブックマークの一覧が表示され、いずれかをタップするとブラウザが起動します。
アプリを切り替えることなくスムーズにWebブラウズができるので、調べ物をしながら書くというスタイルの人には便利な機能だと思います。
ちなみに私がいくつか試してみたところではブックマークレットは利用できませんでした。ブックマークレットが使えたら超絶便利になんだけどなぁ。残念。
好みのルックスにカスタマイズ
見た目、大事ですよね。今までの書いてきたことを全否定するようであれですが、私にとっては機能云々よりも、どれだけ気分良く書けるのかっていうところが結局いちばん重要なのかもしれません。
そういった点では、フォントやテーマを自分好みに設定できるのも嬉しいポイント。選択肢は少ないですが、どれもいい感じのものばかりですよ。
紙って感じは薄れちゃうけどブラックなテーマも素敵だなぁ。
まとめ
シンプルで書きやすいだけでなく、便利な機能や扱いやすいUIを兼ね備えたテキストエディタです。文書をバサバサっと扱う感覚は本当に気持ちいいですよ!アイコンがかっちょいいのもいい。OmmWriterの雰囲気が好きな人ならきっと気に入ると思います。
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