先日紹介したソーシャル家計簿アプリ「Zaim」が、早くも「OCN家計簿」との連携を発表、リリースしました!この連携によって、Zaimで入力した支出や収入のデータをOCN家計簿に取り込むことが可能となりました。早速使ってみましたがすごく良い感じ。これならZaimで本格的な家計管理が実現できそうです。

OCN家計簿とは

今回Zaimが連携を結んだOCN家計簿は、銀行の口座情報やクレジットカードの請求情報、ショッピングサイトの購入履歴など、様々な情報を自動的に取り込み、簡単に家計簿をつけることができる、オンライン家計簿サービスです。

以前にアカウントは取得したのですが、自動で取り込めない種類の情報、例えば現金での支出など、手動で登録する際の入力画面が使いづらくて、使わないまま放置していたサービスでした。

しかし、今回の連携によってZaimで支出の登録が行えるようになったため、私にとってネックになっていた入力がやりづらいという問題が解消されたというわけです。

Zaim連携

ちなみに、Zaimとはなんぞやという方はこちらの記事をどうぞ。

おそらく世界初!続けたいと思わせてくれるソーシャル家計簿アプリ「Zaim」

連携方法

OCN家計簿にログインしてサービス連携(Zaim)ボタンをクリック。OCN家計簿を使ったことがない人は最初にアカウントを取得しましょう。

Zaim連携ボタン

ZaimのIDとパスワードを入力して確認ボタンをクリックします。メモは未入力でもOK。

ZaimのIDとパスを登録

内容を確認し、問題なければ「登録」ボタンをクリックします。

確認画面

これで登録は完了です。確認するとZaimがちゃんと登録されているのがわかります。

口座が追加された

それでは連携がちゃんと行われるか見てみましょう。まずはiPhoneのZaimで支出を登録してみます。

Zaimで入力

OCN家計簿を見てみるとZaimで登録した内容が取り込まれています。費目もZaimで入力した通りちゃんと飲食になってますね。

OCN家計簿で確認

利用の注意

今回の連携は、Zaimをひとつの口座としてOCN家計簿に取り込まれるというものです。よってZaimで登録した支出や収入の情報は自動的にOCN家計簿にも反映されるようになります。

ただし、OCN家計簿の自動取り込みの利用には少しだけ注意が必要です。例えば、楽天カードとZaimを自動取り込みとしてOCN家計簿に登録していたとします。このとき、楽天カードで1000円のお買い物をした場合、その支出をZaimに登録すると、楽天カードの利用履歴とZaimの登録内容の両方がOCN家計簿に取り込まれ、二倍の2000円の支出として登録されてしまうことになるのです。

Zaimをどのように使うかが鍵

上記のようなトラブルを避けるためにも、Zaimでは現金の入出金のみを登録するのがいいと思います。

つまり、光熱費の引き落としやネットショッピングのカード払いなどはOCN家計簿の自動取り込みに任せ、Zaimでは本来OCN家計簿において手動で入力しなければならなかった、現金での支出のみを登録する、というように役割を切り分けてしまうのです。

こうすれば、Zaimで現金の支出を日々登録するだけで、あとは自動的に家計簿が出来上がっていくことになります。

素晴らしきコラボレーション

OCN家計簿の入力画面は使い勝手がいまいちでしたが、Zaimだったらいつでもどこでもサクッと支出を登録できます。この手軽さはいままでのOCN家計簿にはなかった魅力です。また、Zaim単体では本格的な家計の管理はできませんが、OCN家計簿にその内容を取り込むことで、本格的な家計管理が可能になりました。

このように、今回の連携はお互いの弱点を見事にカバーしたとても素晴らしい取り組みだと思います。また、スピード感も素晴らしいですね。今後もどんな連携やアップデートが出てくるのか、今から楽しみです。