Mac用のウイルス対策ソフト「Sophos」をインストールしてみた
ここ最近増えてきているMacを狙うマルウェアへの対策として、Sophosというソフトを導入しました。私にとっては初めてとなるMac用のウイルス対策ソフトです。効果のほどはまだ実感できていませんが、評判も高く無料なので入門ソフトとしてはいいのではないかと思います。
Macは安全なんてウソらしい
よく「Macはウイルスに感染しない」なんて話を聞きますが、正しくはWindowsの方がユーザー数が圧倒的に多いため、Macをターゲットとしたウイルスが少ない、というだけなんだそうです。現に、近年ではiPhoneやiPadの普及によってMacユーザーの数も増加傾向にあり、それに伴ってMacを狙うウイルスが増えてきているとのこと。Mac=安全って時代はもはや終わったと思った方がよさそうですね。
検討
ウイルス対策と聞いて真っ先に思い浮かぶのは専用ソフトの導入。私がMac用ウイルス対策ソフトの導入を検討するうえで、こちらのふたつの記事を参考にさせていただきました。
上の記事を読んで、結果的には「Sophos」というアプリを導入することにしました。決め手は次の5つ。
1、無料で使える
初めてのウイルス対策ソフト。お金をかけて失敗したくはないですよね。Sophosは完全無料なのでその辺は安心です。まずは無料ではじめて、使っていくうえで気になるところが出てきたら、その時に他の有料ソフトを候補に入れて考え直せばいいかなと思ってます。
2、日本語対応
ウイルス対策ソフトって英語のものが多いイメージなのですが、Sophosはデフォルトで日本語メニューに対応しています。英語があまり得意ではない人間にとってこれは嬉しいですね。
3、動作が軽い
ウイルス対策ソフトを導入したらPCのパフォーマンスが悪くなった、というのはよく聞く話。いまの快適さを失いたくはないのでこれは避けたいところ。その点、Sophosは比較的動作が軽いそうな。これとても大事。
4、自動で動く
そもそもウイルスに対して知識があるわけでもないので、手動でスキャンするタイプのソフトの場合、チェックし忘れたり漏れたりする可能性がありそうです。その点、自動で検出してくれるタイプであれば、勝手に調べてくれるので安心。
5、評判がいい
自分があまり詳しくないジャンルのものにチャレンジするときは、クチコミを参考にするのは常套手段といってもいいでしょう。その点、Sophosは好意的な評価が多かったので、失敗のリスクは少ないと判断しました。
インストール方法
こちらのサイトにアクセスして「Download now」をクリックします。
画面が切り替わって自動的にファイルのダウンロードがスタートする。
ダウンロードしたZipファイルを解凍して下の画面を表示し、右側の「Sophos Anti-Virus Home Edition.mpkg」をダブルクリックします。
インストーラが開くので、画面の指示に従って次へ進んでいく。ちなみに、インストールには約190MBの空き容量が必要。
下の画面が表示されたらインストールはほぼ完了です。画面右上のメニューバーを見てみましょう。
画面右上のメニューバーに盾アイコンが出ているのを確認。これが表示されていれば、無事にソフトが動作していることを意味します。
あとは5.の続きで「続ける」をクリックすればインストールは完全に完了です。
所感
Sophosを導入してから約3日が経ちましたが、これによって動作が重くなったような感覚は全くありません。完全にバックグラウンドで動いているので、ソフトが起動していることすら意識しなくていいのもいいですね。
いまだウイルスに遭遇していないので威力のほどは未確認ですが、ひとまず導入しているだけでも安心感が違います。無料ですし、とりあえず何か対策しておきたいって人にはオススメです。