「風呂の蓋」の愛称でおなじみのスマートカバー。iPad2と一緒にこれは買おうと思っていたのでAppleStoreで本体と同時にピンクを購入しました。ホワイトのボディと合わせるとイメージ通り春っぽい仕上がりで大満足。このスマートカバー、見た目がオサレなだけでなく機能面でみかなりイケてるやつなんです。今回はその5つの理由をご紹介。

1、着脱が簡単

スマートカバーはマグネットでくっつくので、取り付けるために特別何かする必要はありません。iPadの横側にスマートカバーの端っこを合わせるだけで「カチッ」と装着されます。

スマートカバー

しかもこのマグネットは相当強力で、普通に使っている分には勝手に外れてしまうということはほとんどありません。実際使い始めて約一週間になりますが、今のところ一度も外れていません。

(※)ただし、カバーだけを掴んで振り回したりしたら、カバーが外れる&本体が落下して大変なことになるので、マグネットの強さを過信するのは禁物です。。。

2、薄い

このカバー、使ってると感覚的にはほぼiPadと一体化してきます。運ぶときも使うときも基本的にカバーは装着したまま。しかし、それがまったく気にならないくらい軽くて薄いんです。カバーを装着した状態でも厚みはiPhone4と同等か少し薄いくらい。全然かさばらないのでiPad2の魅力である軽量さを損なうことなく利用することができます。

スマートカバー

ただし、このカバーは裏面についてはノーガードとなるので、裏面も守りたい人はスマートカバー対応のバックカバーを追加で購入しましょう。今発売されているものだとsimplismの「Smart BACK Cover for iPad 2」とTUNEWEARの「eggshell for iPad 2 + Smart Cover」が良さそうです。

3、スタンドになる

これはプロモーションビデオなどで散々流れているのでご存知だと思いますが、スマートカバーはパタパタ折りたたんでいくとそのままiPad用のスタンドに早変わりします。

文字入力などを行うなど、画面を触る操作に適した緩やかな角度のポジションと、閲覧に適した急角度のポジションのどちらでも利用可能。スマートカバーさえあれば別途スタンドを持ち歩かなくて済む、というのは荷物が多くなりがちなモバイラーにとって大きなメリットになるのではないでしょうか。

緩やかな角度にして使った場合↓

スマートカバー

急角度にして使った場合↓

スマートカバー

4、画面をキレイに保つ

iPadやiPhoneなどの液晶画面は、触っていると指紋や皮脂が付いたりしてどうしても汚れていきます。なので美しい画面を保って快適に利用する為には、ときおり眼鏡拭きのような布で拭くなどの手入れが必要です。

これ結構面倒なのですがスマートカバーならばこの手間を軽減することができます。その理由はカバーの裏地にあります。カバー裏地はマイクロファイバーになっているので、画面を傷つけないように優しく包んでくれるだけでなく、画面上の汚れを拭き取ってくれる効果もあるんです。

意識しないで使ってるだけでお掃除までしてくれるカバー。これぞスマート。

5、カバー連動のスリープ機能が超便利

個人的にはここがスマートカバー最大のイケてるポイントだと思ってます。カバーをチラリと開いただけでスリープから復活、閉じると自動的にスリープモードへ移行。言葉にしちゃうとこれだけのことなのですが、実際に体感してみるとこれがすげーイケてるんです!

めくると同時にスリープから復活↓

スマートカバー

実際に使ってみるまで「別に連動しなくてもいいんじゃね?」と思っていましたが、一度この便利さを知ってしまったらもう他のカバーに移れないですね。ホームボタンを押すなどしてスリープを解除する、というこの一手間が省略されるだけでこんなにも軽やかな使い心地になるとは思いませんでした。

チラッとカバーを開いたときにのぞくアイコンたちが「準備できてるよ(。╹ω╹。)!」って語りかけてくれているような感覚ががなんとも心地良い。カバーを開けたら即起動。このフットワークの軽さは最高です。

まとめ

べた褒めしてきたスマートカバーですが、正直最初は買おうかどうかちょっと迷ってました。それなりにお値段もしますしね。迷ったあげく「でも礼儀としてはやっぱり買うべきだよね」という結論に。そんなわけでなかば義務的に購入したら思いの外大当たりだったというわけです。

でもこれ、本当によく考えられてるしいい商品だと思います。初代の純正ケースは正直いまいちだったけど、これは自信を持ってオススメできる。風呂の蓋と侮るなかれですよ(笑)