生粋の文系だけど、この本を読んでiPhoneアプリの開発を始めることを決意した
iPhoneユーザーなら誰もが一度は自分でアプリを作ってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?ご多分に漏れず私もその一人なわけですが、いかんせんプログラムにはサッパリ縁がありません。
また一口にプログラミングといってもJava、C言語、PHPなどなど色々とあって、iPhoneアプリを作ろうにも一体何から手をつけていいのやら、といった状態…。この時点で既に挫折していたのですが、そんな私の救世主ともいえる本がついに発売されました。
人気ブログから生まれた初心者必読の一冊
その本は『C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと』です。
ご存知の方も多いと思いますが、この本は人気ブログ「Last Day.jp」で3000以上のはてブを集めた同名の記事を書籍化したものです。
私もこの記事の存在は知っていたのですが、書籍ではその舞台裏を大公開といった感じで、より詳細に「やったこと」を解説してくれています。また、アプリ開発だけではなく、リリース後にやった方が良いことなんかも書かれているので、既にアプリ開発をされている方もためになるのではないでしょうか。
読書の目的
私がこの本を購入した一番の目的は、iPhoneアプリを作るためには何から手をつければいいのか、そしてアプリをリリースするまでにはどんなことをやる必要があるのか、というアプリ開発におけるザックリとした流れを知ることでした。残念ながら細かい経緯までは記されていませんでしたが、まずはC言語から始めるべし、ということがわかっただけでも大きな収穫です。
また、著者が勉強の際に活用したというサイトや書籍、動画などを紹介してくれているので、C言語の後はそれらを巡ることで勉強を進めていくことができそうです。
読書によって学んだこと
「なるほど」と思ったところはいっぱいあるのですが、その中でも特に印象に残ったところをご紹介。
プログラムは理系だけのものじゃない
大勢の方がいまだにしている大きな勘違いがあります。「プログラミングは理系の人にしかできない」と信じきってしまっていることです。
『C言語すら知らなかった私がたった2か月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと』より
はい、思ってました(笑)
しかし、実際著者自身も文系人間ながらこうしてiPhoneアプリをリリースしています。14歳でアプリをリリースしている中学生もいます。小学校、中学校の算数、数学の知識さえあれば誰でもアプリを作ることができる、と著者はいいます。
ふむ、どうやら私は固定観念にとらわれすぎていたようですね。やる前からできない、なんて私が最も嫌いな考えなのに。知らないうちにそっちに迷いこんでいたようです。この本のおかげで目が覚めました。
動画チュートリアルのススメ
Youtubeなどで公開されているプログラミングを教えてくれる動画や、大学の公開講義の動画などでプログラミングを学んでしまおう、という作戦。これは自分ではまったく考えもつかなかった勉強法でした。確かに実際に画面を見ながら、それがどう動くのかというのを見る方が、活字の説明を見るよりもずっとわかりやすそうです。
ただ、こういう動画はほとんどが英語なので、必然的に英語も学ばないといけない………。この際英語も勉強しようじゃないか。プログラミングと一石二鳥くらいの気持ちでやってみようと思います。無謀かもしれないけどまずはやってみる。
読書後にやろうと思ったこと
- 基礎となるC言語を覚えるところから。苦しんで覚えるC言語で学ぶ。
- 動画チュートリアルのために並行して英語も学習する。著者オススメのグロービッシュを調べてみる。
- 開発ツールの準備。Xcodeというものが必要となるのでそれを使えるようにする。開発者登録(無料)もやっておく。
- デベロッパープログラムへの登録はアプリのリリースがみえてきてからでも遅くないので、今はまだやらないでおく。
- 勉強時間の捻出。とりあえずはテレビの時間と購読するRSSの数を減らすことで対応する。
やってみないことには何もはじまらない
本を読み終えたころにはすっかりiPhoneアプリ作るしかない、という気持ちになっていました。我ながら単純。本当にできるのかどうか自分でもわかりませんが、ひとつはっきりしているのは、動き出さない限りiPhoneアプリを作れる日は絶対に来ないということ。
どんなにショボイ出来でもいいからまずは完成させることが目標。流石に2か月は無理だと思いますが、やれるだけやってみようと思います。と宣言することで自分を追い込んでみる。