Webの情報を効率的に収集するために工夫していることまとめ
通信技術やWebサービスが発達したおかげで、ネットにつながっていさえすれば誰もが日々膨大な情報を受け取ることができるようになりました。それらの情報すべてに目を通す時間なんて到底ありませんが、私のようにIT業界で働く人間としては我関せずというわけにもいきません。そんな時代背景もあって、これからのビジネスマンには情報収集スキルの必要性が高まってくるんじゃないかと思ってます。
情報収集スキルとは、つまり日々接する大量の情報の中から有益な情報だけをピックアップする能力です。これについては自分なりに色々と工夫しているのですが、いまのところこんな形に落ち着いています。(↓ネットからの情報限定です)。
入り口は4つ
私の場合情報との最初の接触ルートはTwitter、Googleリーダー、Googleアラート、Xappyの4つに絞っています。
Twitterでは世間の大まかな流れ(流行りや関心ごとなど)を掴むのと、自分の行動範囲では接することのできない情報の収集と出会うことができます。年齢や住居、職業、価値観などがまったく違う方々が入り交じっているタイムラインには、どんな情報が出てくるかわからない予測不可能な面白さがあります。
Googleリーダー
自分の趣味・趣向に合った情報の収集に使ってます。ガジェット、ライフハック関連のニュースサイトやブログを中心に、日経ビジネスやnanapi、NAVERまとめ、はてぶのホッテントリなど、ビジネス関係や雑学的な情報まで様々なフィードを登録しています。改めて見返したら200くらい登録してました。。。
Googleアラート
特定の製品やサービスの最新情報を追うために使ってます。いまは「iPad」「Twitter」というふたつのキーワードを登録しており、毎日一回メールで関連情報を送ってもらっています。
Xappy
Xappyとはネットで話題を集めているページをザッピングしながら閲覧できるサービスです。なんとなく面白い情報を集めたいときに使ってます。利用頻度は低め。
集めた情報はTumblrへ
当然ながら、集めた情報すべてに目を通すわけではありません。基本的にタイトルを見て気になったものしかページは開きません。さらにページを開いても内容をすべて読むわけではなく、この時点では要点にさらっと目を通すだけ。その中から面白そう、ためになりそうだと思ったものがあればTumblrにクリップし、情報をTumblrに蓄積していきます。
ただし、iPhoneでTwitterを見るときはリンク先のページまでチェックするのが困難なため、一旦Instapaperに保存して、あとでPCが使える状態になってからInstapaperを開いてTumblrにクリップ、という流れにしています。
最終的にはEvernoteへ
片っ端からTumblrにクリップした情報に対して、月に一度情報の棚卸を行います。Tumblrにクリップした情報をひと月分再度チェックし、本当に有益だと思う情報(見返して参照するものなど)や、やってみたいと思ったこと(割と即効性のある情報)をEvernoteに移行(保存)していきます。Evernoteに情報をまとめておくことで検索や加工が容易になり、情報が扱いやすくするためです。
また、自分のつぶやきもツイートメールを使ってEvernoteに保存しています。これには、いつどこで何をしたか、というライフログ的に意図と、その時々の自分の感情や気持ち(なぜそう思ったのか)などを記録して記、憶の保管に役立てるという狙いがあります。
今後の課題
こんな感じで大体欲しい情報は拾えてきた気がします。でもこれ全部やるとそれなりに時間かかるんですよね。。。情報収集にはできるだけ時間をかけたくないので、もうちょいスリム化するのが次の課題。イチバン手軽なのが入口をもっと絞ることだと思ってます。具体的にはGoogleリーダーの登録数を減らすのと、有益な情報を見抜く目を養って内容を閲覧する記事の数を減らすことかなと。まだまだ改善の余地ありですね。
他にも「こんなやり方がいいよ」とか「私はこうやってる」とかあれば是非教えてほしいです。