これから生きていくために必要なお金の話を一緒にしよう!

マイホームを購入する予定なので、ここいらで将来のお金のことを真剣に考えてみようと思い、この本を手に取りました。ポップな表紙の印象そのままに、図解や言葉の選び方が親切で、初心者でも分かりやすい内容だと思います。本格的派な知識を求める人には向かないのかもしれませんが、金融や保険に疎い私にとってはうってつけの本でした。

読書の目的

無理やムダのないライフプランを考えるためのヒントを得たいと考えてこの本を選びました。具体的には・・・

  • どんな保険の選べばいいの?
  • 投資はすべき?どんなものがあるの?
  • どんな貯金がお得なの?
  • 日本円以外の資産ってどうやってもつの?

といった疑問を解決したいなと。ちなみに、日本円以外の資産に関しては、近いうちに借金が膨れ上がって日本が破産する、そうなったら日本円が価値ゼロになってしまうという噂を聞いたので、リスク回避のために検討した方がいいのかな、と思ったからです。

この本から学んだこと・この本を読んで思ったこと

  • 子供の年齢等によって残すべき金額が変動するので、死亡保障は定期的に見直した方がいい。
  • 医療保障は終身タイプで入った方がいい。
  • 家を買ったら死亡保障は少なくていい。
  • 医療技術の進歩によって入院日数が少なくなってきているので、医療保険の入院日数は少なくてもよさそう。
  • 貯金はネットバンクの定期預金を利用した方がいい。最大でメガバンクより約6倍も金利が高くなる。
  • 投資を行うにはそれなりに知識も時間も必要。片手間にできるものではないしリスクもあるので、いまはまだ手を出さない方が良さそう。

行動にうつそうと思ったこと

ソニー銀行に口座開設

本ではオススメのネットバンクとしてソニー銀行住信SBIネット銀行が紹介されています。

どちらにしようかと調べてみたら、ソニー銀行でちょうど定期預金のキャンペーンをやってるじゃないですか!2月28日までに定期預金を行えば一年の定期預金で金利が0.350%になるので、これはチャンスとばかりにソニー銀行で口座を開設することにしました。

死亡保障は定期の掛け捨て、医療保険は終身型にする

前々から保険については色々調べているのですが、いかんせんどれも複雑すぎてよくわからずに決めかねている状態でした。しかし、今回この本を読んでとりあえず死亡保障に関してはどんなものを選べばいいのかわかった気がします。

基本的には死亡保障=家族に残すお金、つまり自分の稼ぎがなくなった後でも家族が生活に困らないためのお金なので、子供の年齢や持ち家があるかどうかといった状況によって必要な金額が変わってきます。

そのため、死亡保障は必要な時期に必要な金額を得るためと割りきって、月々の負担が少ない掛け捨ての定期がいいと判断しました。調べた限りではライフネット生命が一番費用が安かったので、ライフネット生命で契約しようと思ってます。

資産を外貨でもつことも考える

元本割れするリスクもあるが、日本円だけで資産をもつリスクを分散するために外貨貯金も検討することにしました。具体的にどこの通貨で持つかはこれから検討。月に数千円づつ自動的に購入する形にしようと思ってます。

人生設計を考えるいいきっかけになったと思う

こういうリアルなお金の話って普段は中々真剣に考えないので、こういう本を読んで嫁さんと色々議論できたのは有意義だったと思います。うちだけかもしれませんが、将来のことってついつい希望的観測で考えてしまうんですよね。いいと思いたいというか。

でも、この本の中でも再三言われていますが、右肩上がりに昇給する時代はもう終わったし、いまはどんな大企業でもいつ数年後どうなっているかわからないとうのが現実です。将来子供に苦労をかけないためにも、この厳しい現実をしっかりと受け止めて、そのうえで賢くお金と付き合っていくことが大事なんじゃないかと思いました。

参考リンク