iPhone5の予約騒動ですが、いろいろ不明だったところがようやく明らかになってきました。昨日更新した以下の記事の補足として考えをまとめておきます。

ソフトバンクとauの決定的な違い

まず、ソフトバンクとauどちらでiPhone5を使用するかを検討するうえで最も大きな争点となるふたつのポイントを整理しておきましょう。

LTE通信の制限

auには7GBという通信制限があります。ひと月の間にこれを超える通信があった場合、強制的に速度が128kbpsに制限されてしまい、この制限を解除するためにエクストラオプションが必要(2,626円/2GB)となっています。

対して、ソフトバンクの方はiPhone5のみ特定のプラン限定で通信制限を行わないことを宣言しています。

iPhone 5 のご利用料金:iPhone 5|ソフトバンクモバイル

したがって、通信量を気にすることなく高速のLTE通信をいくらでも使い放題(いまのところはそう思ってよさそう)というわけ。

テザリング

これはもう前々からわかっていることですが改めて。ちなみにテザリングとはiPhoneをポケットWi-Fiとして使える機能とイメージしていただければいいかと思います。

テザリング(英: tethering)とは、通信端末を内蔵したモバイルコンピューター(携帯電話回線に接続されたスマートフォンなど)を外付けモデムのように用いて、他のコンピューター等をインターネットに接続することである。

via テザリング - Wikipedia

このテザリング、auのiPhone5では利用可能ですがソフトバンクでは不可能となっています。ただし、これは現時点での話。ゆくゆくはソフトバンクも対応に向けて動きがあるかもしれません。

新たに発覚したこと(ソフトバンク)

料金の下限は2100円になる

わたしが今契約しているパケット通信のプランは下限0円~上限4,400円というタイプ。で、iPhone5になったときにこれが維持できるのかどうか、ソフトバンクショップに聞いてみました。

結果は予想通り、維持できないというものでした。iPhone5に機種変更をすると自動的に通信のプランはLTEのものになってしまうそうです。

つまり、今までのようなダブル定額タイプのプランであれば下限2,100円~上限6,510円という形。しかしこのプランだと上述したLTE通信使い放題にはなりません。auと同じく7GB制限がつくことになります。なので店員さん曰くオススメできないとのこと。

新たに発覚したこと(au)

通信制限の7GBはテザリングとiPhoneを合算したもの

通信制限の7GBですが、これはどうやらiPhone単体の通信とテザリングの両方を合算して7GB以内ということのようです(auショップの店員さん情報)。

もしかしたら、iPhoneで7GB、テザリングで7GBで計14GBだったりして?とか淡い期待を抱いていたのですが、やっぱり現実はそんなに甘くないですねw

Wi-Fiスポットを使ってテザリングするとどうなる?

auのWi-FiスポットにiPhoneを接続し、その状態でテザリングを使用すれば7GB制限の通信には含まれないのでは?と思ったのですが、これも甘い考えでした。

auショップに確認したところ、このような使い方をしても7GB制限内の通信を使っていることになるそうです。残念。

(※)この部分について@MasterPeace_21さんよりご指摘いただきました!

そもそもWi-Fiでテザリングというのができない、というわけですね。情報感謝!

7GBでできることが鍵!

ということは、auとソフトバンクどちらにするかを検討するうえで、通信が7GB以内におさまるかどうかといったところがひとつの判断基準になるといえます。7GBでできることについては以下の記事でわかりやすく説明してくれています。

また、自分の使い方で7GBにおさまるかどうかを測定できるツールも登場。

そして、いま現在の自分の通信量を知るには以下の記事が参考になります。

また、ひとぅさんの以下のツイートもひとつの目安になると思います。

結局auにする

わたしの場合、ほとんど家と会社のWi-Fiで通信してますし、テザリングの使用機会も週に一度あるかどうかという感じなので、7GB以内におさまるだろうという予想になりました。

ま、もしオーバーしちゃうようであれば、7GBにおさめるような使い方をすればいいだけですしね。なんとかなるでしょきっと。

というわけでわたしはauで契約することにします。やっぱりスマートバリューの割引きもお得ですしね♪その辺の料金関係については以下の記事をご覧ください。

iPhone5はソフトバンクのまま使うかauに移行するか、どちらがお得か色々考えてみた

あとは当日ゲットできるかどうか、そこが問題だ。