人間の脳とは不思議なもので、ちょっときっかけを与えたりアプローチを変えたりするだけで、驚くほどアイデアを出しやすくすることができます。私は先日のアイデアソンでそれを実感しました。今日紹介するのは、そんなアイデア出しきっかけを与えてくれるアプリ「ideaPod」です。

ideaPodとは

アイデア出しをアシストしてくれる画期的なアプリです。アイデア創出の専門家であるアイデアプラントの石井力重さん監修で開発は面白法人カヤックさん。宮城TRIZ研究会が開発した「智慧カード」というアイデア出しのツールがベースとなっていて、ideaPodはそれをアプリ化したものになります。

以下、「智慧カード2」の解説文から引用。

「智慧カード2は、技術開発理論「TRIZ(トゥリーズ)」をベースに開発したカードツールです。TRIZとは、旧ソ連海軍の特許審議官が40万件の特許情報を分析し、発明法則をまとめた技術開発理論です。本商品「智慧カード2」は、この理論の一部である「技術的ブレークスルーの40パターン」を、40枚のトランプ状のカードにシンプルなイラストと言葉をレイアウトし、問題解決のアイデア出しを手軽にできるようにしたものです。」

via _製品紹介 智慧カード2|アイデアプラント_

内容的には、どちらかというと工業的な分野のモノづくりで役に立つものになっています。

使い方

例えば「すごいハンガー」について考えるとします。

「じゃあ早速考えよう!」となる前に、まずはカードを一枚取ります。カードに書かれた言葉が仮に「分けよ」だったとします。

「分けよ、かぁ・・・よしなんかいけそうだ!」と思ったら、「分ける」という要素を加えたすごいハンガーについて考えます。

すると、「分けると片割れがタオル掛けになるハンガー」とか「分割してコンパクトになるハンガー」など、「分ける」ことを前提としたハンガーのアイデアがドンドン出てくるぞ!

とまぁこんな感じ。

あえてキーワードをひとつ足すことで、アイデアを具体化しやすくするわけですね。頭の中に「分ける」っていう要素を投げ込んで化学反応を起こさせるようなイメージ。

アプリの使い方

ideaPodの使い方はすごくシンプルです。起動するとこのようにカードが表示されます。

起動後

なんかこれ違うなと思ったら上へスワイプ、これでカードが手元から消えたことになります。

上へスワイプ

これちょっと有りかも、と思ったら横へスワイプ。こうするとカードが手元に残ったまま次のカードが表示されます。

で、一巡したら手元に残ったカードを元に考える!それだけです。

左下のシャッフルをタップすると、手元から外した(上へスワイプした)カードが戻り、並び順もバラバラになります。最初からやり直す時に使いましょう。

シャッフル

英語でも使える

左下のボタンをタップで日本語と英語で切り替えることができます。言葉がもたらす印象というのは思いのほか大きいもので、同じカードでも英語にするとまた受け取る印象が変わったものになります。

英語

そのため、同じカードでもそこから広がる発想もまた違ったものになることも。考えに詰まったときには言語を切り替えてチャレンジするのも効果的。

Android版もある

いままではiPhoneアプリしかなかったのですが、先日Android版もリリースされました。旅する支社として仙台に来ていただいていたカヤックさんと、仙台の開発会社であるイートスさんが作られたそうです。

Android版は言語切り替えで英語、日本語に加えて韓国語も選べるようになっています。

iPhone版は250円、Android版は350円とどちらも有料のアプリですが、ベースとなった智慧カードが6,500円ですから、それを考えれば破格の値段設定だと思います。

アイデアを求められる仕事についている方、発想力を磨きたい方はぜひチェックしてみてください。

IdeaPod
App
カテゴリ: 教育
価格: ¥250